「危険な情事」を単にメンヘラホラー映画と捉えてはいけない
久しぶりにマイケルダグラス主演の「危険な情事」(1987)を鑑賞。
簡単に説明すると、家族持ち男の不倫で不倫相手の逆上を買い、人生めちゃくちゃにされるという話。
これは10代の内に男女関わらず見ておくべき映画だと思う。実際に経験して反省する前に、この映画を見ておくと失敗しないかもしれない。
ジャンルとしてホラー映画になっているけど、精神病んだメンヘラをホラー扱いしていいのか。。笑
一応精神病な訳だし、その女性のバックグラウンドは描かれてないけど何か過去にトラウマなり何かあると思う。
ただ、ホラー演出は凄く臨場感あってめちゃくちゃ怖かった。
デヴィッドフィンチャーの「ゴーン・ガール」も同じだけど”女性怖い”っていう感想は危険だと思う。かといって”男の自業自得だ”っていう事とも違う。
人の恐ろしさ、7つの大罪(「貪食」、「淫蕩」、「金銭欲」、「悲嘆(心痛)」、「怒り」、「アケーディア(嫌気、霊的怠惰)」、「虚栄心(自惚れ)」、「傲慢」)を理解して、自分の心の動きをしっかり客観視しないといけない。
落ち着いて自分をコントロールし続けないといけない。そんな事を気づかせる映画だと思う。
腕立て100回32日目
32日目、しっかり継続中。最初は連続で20回ほどしか出来なかったけど、今は40回は連続でやり通せるようになった。少しずつ筋肉はついてるみたい。
見た目的には変化なし。
最近は100回程度だと特に苦労なく終えてるからもう少し回数増やした方がいいのかもしれない。まぁとりあえず100回100日到達出来てから考えるか。
夜勤
今日人生はじめての夜勤を経験した。21時から翌朝6時まで、日勤と丁度12時間ずれていることになる。これからこの生活が2ヶ月続く。
12時間ずれの感覚で考えると、翌朝退勤して昼の12時くらいに寝て夕方6時に起きる事になるのか。。
慣れていくとは思うけど、不安もあるね。
てか始発も結構人多いんだ。これまで見えてこなかった色んな生活が見えてくる。みんなそれぞれ大変だなぁ。
まぁこの生活だとお金は貯まるかな。笑
映画熱
映画熱が再燃してきた。5年くらい前に暇さえあれば映画を見ていた時の熱量に近いものが出てきた。
映画を見終わった後の高揚感とか世界に対しての知見が広がったような感覚が楽しい。
映画を1作品には何百人もの人が関わっている。脚本を書く為に映画の背景を調べ尽くし、それを映像に乗せて観せてくれる。人生で経験出来る事は限られているけど、映画を見ると一つ経験できたような、一つのパターンを教わったような感覚にもなる。
映画は素晴らしい。
ヨーロッパに野生の猿はいない
最近史劇系の映画をよく見る。
今日は「アレキサンダー」を鑑賞した。オリヴァーストーン監督、コリンファレル主演でアレクサンダー大王の生涯を描く。
この映画の時代背景は紀元前400年くらいだけど、ほんの数百年前まで死と隣り合わせで生きていた時代だったんだなぁと不思議な感覚になる。
そりゃ、宗教を創って神にすがる原理が理解出来る。そうなるしかない。
むしろ現代のように神の存在が否定されてきた時代は生きづらい人には大変なんだろうなぁ。
昔のヴァイキングのように死ぬ事で英雄になれると確信できる時代の方が清々しいかもしれない。
インディアン達の争いも、今と意味合いが違う。暗い政治とかに関係なく、領土や富、自由解放も無関係で、食料を守ったり、目の前にいる家族を守る為の戦い。戦闘が終わったら宴を開催し、誇りを感じ、また死と隣り合わせの日々を生きていく。
「アレキサンダー」を観て、ヨーロッパ地域には像や、猿が生息していなかった事を初めて知った。像はなんとなくいないだろうなぁとは思ってたけど。そりゃ像を戦闘に使う民族を初めて見ると恐ろしいよね。
戦闘に使う像を「戦像」って言うらしい。三國無双を思い出した。
ちなみにこの映画は興行的には大失敗だったらしい。